ストリートダンスって見ていてワクワクしますよね!
映画のワンシーンとかで出てくるダンスを見て、踊りたくなっちゃったことがある人も多いのではないでしょうか。
この記事ではストリートダンサーやストリートダンスに興味がある人が、まずは見るべき10コのダンス映画・ドキュメントを紹介します。
➀WILD STYLE(ワイルド・スタイル)【1982】
ヒップホップを世に知らしめたと言われるWILD STYLE(ワイルド・スタイル)。
グラフィティ、ブレイキング、DJ、MCの4大要素がすべて映像に収められていて、ヒップホップ文化の創世記を収録した貴重な映画です。
ヒップホップを知りたきゃまずはとにかくこの映画を見るべき!
➁Flashdance(フラッシュダンス)【1983】
青春映画の中でも不朽の名作と名高いFlashdance(フラッシュダンス)。
この映画のワンシーンで踊られたブレイクダンスが今活躍してる多くの日本の大御所ダンサーたちに影響を与えたことで有名です。
(日本ではワイルド・スタイルより公開日が早かったため。)
➂BEAT STREET(ビート・ストリート)【1984】
ブロンクスに住む若者の青春群像を描いたBEAT STREET(ビート・ストリート)。
ワイルド・スタイルと比べてよりストーリー性が強まった作品と言われます。
アフリカ・バンバータ、クール・ハーク、クール・モー・ディー、グランドマスター・メリーメル、ジャジー・ジェイ等、初期ヒップホップの重要なアーティストが出演。
Rock Steady CrewとNYC Breakersの対決場面はあまりにも有名です。
④BREAKIN’(ブレイクダンス)【1984】
ダンスに全てを賭けた若者たちの挑戦を描いた青春サクセス・ストーリーBREAKIN’(ブレイクダンス)。
ターボの箒のシーンは知ってる人も多いはず。
他にはLOCKERSのシャバドゥーや、エレクトリックブガルーズのPOPPIN PETEと故SKEETER RABBIT、LOCKINGやPUNKINGで有名な女性ダンサーロリポップサンチェスなどの大御所ダンサーが出演しています。
また同じ年にBreakin’ 2: Electric Boogaloo(ブレイクダンス2 ブーガルビートでT.K.O!)も公開され、こちらも目白押しダンスシーンがいっぱいです。
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⑤Honey(ダンス・レボリューション)【2003】
ダンサーHoneyのサクセスストーリーを描いた映画、Honey(ダンス・レボリューション)。
主演は2007年のFHM誌では「世界一セクシーな女性」第1位に選ばれている超美人女優、ジェシカ・アルバ。
ただこのジェシカ・アルバのダンスが、謎なくらいかなり上手いです。
終始ダンスも楽しめるし、ストーリーもおもしろい作品。
20011年にはHoney2(ダンス・レボリューション2)、2016年にはHoney3(ダンス・レボリューション ザ・ニュースタイル)が公開されています。
➅You Got Served(ユー・ガット・サーブド)【2004】
ストリートダンスに明け暮れる若者たちの物語、You Got Served(ユー・ガット・サーブド)。
ストーリーはイマイチな評価を受けることが多い本作品ですが、なんといってもチームダンスバトルが圧巻。2000年代後期からダンスを始めた人にはかなり影響を与えています。
個人的にオマリオンとB-Boy Wicketのダンスが好きです。
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➆Step Up(ステップ・アップ)【2006】
ダンスや恋愛を通じて人間的に成長していく姿を描いているStep Up(ステップ・アップ)。
クラシック・バレエとストリート・ダンスが融合するのが見どころ。
ステキなストーリーで、描写もとてもキレイです。
ちなみに主演のチャニング・テイタムとヒロインのジェナ・ディーワンは2009年に結婚しました。
(が、2018年に離婚しました。)
2008年にはStep Up 2: The Streets(ステップ・アップ2:ザ・ストリート)、2010年にはStep Up 3D(ステップ・アップ3)、Step Up Revolution(ステップ・アップ4:レボリューション)、Step Up All In(ステップ・アップ5:アルティメット)が公開され、人気シリーズになっています。
シリーズが進むにつれ、スキルや派手さ、ストリート感が増していきます。
➇STOMP THE YARD(ストンプ・ザ・ヤード)【2006】
足を力強く踏み鳴らしてリズムを刻むユニークな踊り“ストンプ”をモチーフに、集団ダンス・バトルを通して成長していく青年の姿を描いたSTOMP THE YARD(ストンプ・ザ・ヤード)。
ストリートは冒頭だけで基本的に学校での部活でのダンスが舞台なので、ある意味ストリートとは対極的な物語のような気がしますが、悔しい中集団でのストンプはかっこいいです。
Ne-Yoやクリス・ブラウン、ドキュメンタリー「RIZE」からメジャーになったリル・Cやミス・プリッシーが出演しています。
個人的に冒頭のストリートバトルのクリス・ブラウンがかっこよすぎる。。
2010年にはStomp the Yard 2: Homecomingが公開されました。(日本語吹替無し)
※以下、ドキュメンタリー
➈RIZE(ライズ)【2005】
クランプを踊る若者たちを追った、ドキュメンタリーRIZE(ライズ)。
全米でもっとも危険な地区LAのサウスセントラルを舞台に、クランプの成り立ちやクランプが若者たちとどう生活と密着してるのかが生々しく、荒々しく、かつ美しく映し出されています。
日本では芸能人なども踊っていることから今やメジャーになったクランプ。
クランプに興味ある方だけでなく、素養として全ダンサーが見るべき。
➉FootworKINGz(フットワーキングス)【2009】
シカゴのストリートから、マドンナら超大物ミュージシャンのバックダンサーにまで昇り詰めた脅威のダンスチーム“FootworKINGZ”を追ったドキュメンタリーFootworKINGz(フットワーキングス)。
シカゴ発のダンスChicago Footwork(シカゴフットワーク)によって夢をつかむ若者たちが映し出されています。
上記のRIZEのような現状を訴えかけてくるような作品というよりは、どちらかというとFootworkを広めたいという想いが強い作品。
Chicago Footworkに興味を持つ人は見るべし!