どうも! ダンスブロガーGAKUTOです。
ダンスしてて最近おもうことがあって、それは
「ダンサーはもっとそれぞれのマイペースで活動してもいいんじゃないかな」
ってことです。
坂本龍一さんのインタビューを見て
そう思ったきっかけというか、この記事を書こうと思ったきっかけなんですが、それは以下の坂本龍一さんのインタビューを見てのことでした。
この動画の18分くらいで坂本龍一さんは
「それぞれが固有のテンポを持つ…人間社会はそういうものでいいと思っていて、皆んなが同じである必要はないですから…」
とおっしゃっています。
この言葉に共感というかとても感動しました。
ああ、その通りだなって。
考え方、行動、スピードなど人それぞれであっていいんじゃないか、そこに価値があるんじゃないかなって。
また、15分くらいで「不寛容という空気が広がってる」ともおっしゃっています。
この言葉はなんかグサリ心に刺さりました。
ダンスの世界ってDis(ディス)ることって多くありません??
ちょっとみんな合わせにいきすぎじゃないかな。。
年下のあるダンサーと話していたときのことです。
話を聞くとその子はバトルに勝つためにダンスしてるとのことでした。
バトルに勝つためにダンスの技術を磨くことはいいと思うんだけど、よくよく聞くと先輩に言われたからバトルに勝つためにダンスしてるらしい。
それだけならまだしもその子はダンスに関するほとんどの活動を先輩に言われた通りにしかやってないらしいんです。
正直に言えば、別にそれはそれでその子が選んだ道だからいいんだと思うんだけど、けっこうそういう人が最近多すぎる気がします。
認められるためだけに言われたことをやるダンスをしてる人が多いということです。
つまり人に合わせてダンスしているということ。
(誤解のないようにことわっておきますが、もちろん先輩方の意見やアドバイスは大切ですし、リスペクトすべきですよ。)
学び続けることと、自分を表現すること
上手くなるために学び続けることは何よりも大切だと思います。
ただそれ以外に
自分を表現すること
もダンスを続けていく上でとても大切にしていくべきことなんじゃないかなって思うんです。
もっと自分や自分の考えを大切にする意識を持つといいんじゃないかなって。
ダンス自体にもだし、ダンスにおける活動内容やダンスとの接し方においてもです。
自分の考え方や想い、哲学がダンスに反映されてる方って非常に魅力的に感じませんか。
マイペースがダンスの世界を豊かにしていくんじゃない!?
始めの坂本龍一さんのインタビューの話に戻るんですが、動画の6分ころに
「すべての音には同等の存在理由がある」
っておっしゃってます。
また最後には
「一つのテンポにみなが合わせるのではなく、それぞれの音/パートが固有のテンポをもつ音楽を作ること」
とまとめています。
これらってダンスや人間にも同じことが言えるんじゃないでしょうか。
個人個人それぞれのテンポ、つまりペースには実は価値があるんじゃないでしょうか。
それぞれの過程がそれぞれの独特な考えや行動を生み出すのではないでしょうか。
そういう多様性がダンスの世界をより豊かにしていくんじゃないでしょうか。
だから「みんなの価値観に合わせなくちゃ!」って思うんじゃなくて、もっとマイペースでいいのではないしょうか。
と、今回言いたかったことはこんな感じです。
自分はまだまだ学びが足りないのでこんなこと言える立場じゃないのすが、感じだことをアウトプットしたかったので書いてみました。
一つの意見として耳を傾けていただければ幸いですーー!