ダンスの発表会やショーの際は緊張する方も多いのではないでしょうか。
適度な緊張は良いパフォーマンスを生みますが、極度の緊張はマイナスに働くこともあります。
私自身緊張しやすい性格で、特にダンスの発表会の際に緊張しすぎて足が全く動かなくなった経験も多数ありました。
「なんであんなに練習したのに、、、」と悲しんだことも。
ただここ数年は自分なりに緊張への対処法を見つけたので、そこまで苦しむことがなくなってきました。
ということで、この記事では私なりの「ダンスを人前で踊るときの緊張に対する5つの対処法」をお教えします。
①「ここにあるのは音楽と自分だけ」と思う
これが私がオススメする一番の対処法で、本番の際に
「ここにあるのは音楽と自分だけ」
と思うことです。
人前で踊ることが怖かったり、振りを間違えることへの不安から緊張が生まれると思います。
それには意識を向けず「ここにあるのは音楽と自分だけ」と思い、音楽とそしてダンスしてる自分自身に集中してください。
本番で緊張することによって一番怖いのは音楽が聴こえなくなることです。
音楽で身体をうごかすのがダンスです。
つまり音楽があるから、音楽が聴こえるからダンスが出来るんです。
いくら練習してても、頭が真っ白になって音楽が聴こえなくなったらそりゃダンスが踊りにくくなるわけですね。
今まで緊張で苦しめられてどうしようもなかった人は、音楽とそしてダンスしてる自分自身に集中するためにぜひ「ここにあるのは音楽と自分だけ」と思ってみてください。
私は本番前には「ここにあるのは音楽と自分だけ」と何度も唱えています。笑
※ちなみにこれはヒップホップ(フリースタイル)ダンスのオリジネーターであるブッダ・ストレッチのワークショップを受けてヒントを得ました。
②本番は楽しいものだと思う
人前で踊ることに極度に緊張してしまうような人って元々本番に対して苦手意識を持ってる人が多い気がします。
本番に苦い経験がある人は特にそう感じているのではないでしょうか。
逆に言ってしまうと、苦手意識を持ってない人って本番の緊張にあまり苦しめられていないと思います。
私のダンスの先輩にいわゆる本番に強い人がいます。
以前その先輩に緊張しないコツを聞くと
「楽しいからかな。」
という答えが返ってきました。
同じように他の本番に強いって言われてる人に同じような質問をしたところ、けっこう「楽しい」というキーワードが出てきます。
このことから言えるのは、自分で本番に対する苦手意識を作るべきではない、人前で踊る本番は楽しいものだと思うべきだということです。
本番でそういう思いを経験したことがないから無理でしょ、と思う方もいるかもしれません。
大丈夫です。普段ダンスをしてることが楽しいと感じてるのなら、それを本番で出せばいいだけです。
皆の前で自分のダンスをいっぱい見せられる舞台は最高に楽しい場所なんです。
いっぱい楽しんじゃってください。
③いつも通りを心がける
いつも通り踊ることを心がけてみてください!
本番だからって、「いつもより上手くやろう」、「特別なことをやろう」って思ってしまうと余計緊張してしまいます。
いつも通りでいいんです。
今ある自分を出すだけでいいんです。
あまり欲張らず、力まずにです。
あわせて読みたい緊張しないためには「いつも通り」を心がけませんか!?
④とにかくリラックスして身体を動かそう
当然ですがリラックスしましょう。
「ほどよい緊張は必要!」という方もいますが、緊張して体がガチガチに固まってる時は身体が動かしにくくなります。
ダンスにおいては基本動き続けることが多いので、脱力した状態であることがとても大切なんです。
とにかくりらーっくすして身体を動かしましょう。
以下はリラックスして身体を動かすのに役立つエクササイズですので興味がある方は試してみてください。
あわせて読みたいストリートダンスにおすすめなストレッチ【まとめ】
⑤練習の時点で不安な部分はできるだけ取り除く
不安な部分があると失敗するんじゃないかと思って余計緊張してしまいます。
練習の時点でできるだけ不安な部分は取り除いてください。
そのためには念入りに予行練習することをおすすめします。
例えばショーの練習をする際に1回やったくらいではなかなか不安部分って見つかりません。
たまたま上手くいくことも多々あるんです。
何回か通して練習して不安な部分を探しをした方がいいです。
私は不安な部分を見つけ次第その都度解消するほかに、注意するべき部分は覚えておきたいのでメモに書いたりもします。
メモをとることによって、あとで思い出してその部分を集中して練習できます。
最後に
まとめると
①「ここにあるのは音楽と自分だけ」と思う
②本番は楽しいものだと思う
③いつも通りを心がける
④とにかくリラックスして身体を動かそう
⑤練習の時点で不安な部分はできるだけ取り除く
以上がダンスを人前で踊るときの緊張に対する5つの対処法です。
あくまで私なりの対処法なので参考程度に取り入れてみてください。
他にも緊張に対する対処法がありますし、また合う合わないがあると思いますので、いろいろ試して自分に効き目があるものを見極めることが大切かもしれません。
より良いパフォーマンスが出来ることを心から願っております。
良いダンスライフをー!