「ダンスを踊るときどんな靴を履けばいいんだろう?」
「ダンスのレッスンに行くことになったんだけど何を履いていけばいいの?」
このように悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
実際、私もダンスを始めたころは何を基準に選んでいいのか分からず困っていました。
ということで、今回はストリートダンスのシューズの選び方や定番のシューズを紹介します。
シューズの大切さ

まず知っていただきたのはストリートダンスにおいて、シューズはもっとも大切なものの1つだということです。
ストリートダンスはステップを多用するので、シューズの良し悪しがダンスに影響を与えることもあります。
ファッション性においてもシューズは重要な部分として見られます。
シューズ選びは、ダンスを踊っていくにあたって切っても切り離せないものなのです。
何を履けばいいの?
じゃあ何を履けばいいの?ってことですが、ストリートダンスにおけるシューズ選びに特に絶対的な決まりはありません。
これはストリートダンス用のシューズは基本的にあまりありませんし、ファッションの流行にもよるからです。
踊っているダンスのジャンルによっては定番や傾向があったり、発表会時には指定されることもあるかもしれませんが、レッスンなどの普段使いする分には自分の好みのもので大丈夫です。
実際、今多くのストリートダンサーたちが履いてるシューズの種類は多岐にわたります。
シューズを選ぶ基準

シューズを選ぶ基準は主に以下の3つでしょう。
- カッコよさ
- 履き心地
- ダンスのしやすさ
①カッコよさ
ダンスにおけるシューズ選びでもっとも重視される部分です。
人に見られるダンスというものは、ファッション性がとても大事だからです。
ぜひカッコいいシューズを選びましょう。
②履き心地
ダンスはいっぱい動きますし、またレッスンやイベントなどで長時間シューズを履いてることも珍しくいないです。
サイズがあってなかったり、足の幅がきつかったり広すぎたりするようなものを履いていると苦痛です。
ぜひ自分の足に合った、履き心地が良いシューズを選びましょう。
③ダンスのしやすさ
ダンスのジャンルやスタイルによって、踊りやすいシューズが変わることがあります。
例えば私でしたら、ステップを多用するハウスダンスをしているので比較的軽くて滑りやすいものを選びます。
ただある程度ダンスの経験がないと選ぶのが難しいかもしれないので、まずは先生やダンス仲間にどういうダンスシューズが踊りやすいのか聞いてみることをおすすめします。
こんなシューズは選ばない方がいい
ヒールマークがつくシューズ
ヒールマークとは靴のすり跡のことです。
ソール(靴底)の部分が黒いシューズを使っているときに、床の上に残ってしまう黒い線ですね。
これはスタジオ側にも悪いですし、消耗がはげしいシューズでもあるということなので使用しない方がいいそうです。
安い素材のソールだとヒールマークがつきやすいそうなので、どこのメーカーかもわからないシューズはやめた方がいいかもしれません。
ランニングシューズ
一般家庭でよく運動靴として履かれているランニングシューズですが、これはダンスには向いていません。
というのもランニングシューズは走るためのものなので、前に動くことを前提に作られています。
ダンスはランニングと違って瞬発的で変則的な動きも多いですし、当然さまざまな方向に動きますので、ランニングシューズは基本的にやめた方がいいです。
定番のブランドやシューズ
以下では定番のシューズやブランドを紹介します。
ただあくまで定番なだけでありますので、参考程度に覚えておいてください。
NIKE(ナイキ)
AIR FORCE 1(エアフォースワン)- NIKE
昔から多くのHIPHOPアーティストやストリートダンサーが愛用してるシューズ。
定番の色は白か黒で、ローカットもあればハイカットあるようにさまざまな種類があります。
肉厚でボリュームのあるのが特徴。
ヒップホップダンスのオリジネーターの一人であるHenry Linkがよく履いているシューズ。
AIR MAX(エアマックス)- NIKE
NIKEのハイテクシューズ代表作と言えばエアマックス。
MAX AIRユニットが搭載されていおり、クッション性に優れています。
一口にエアマックスといっても多くもバージョンがありますので、好みのものを探してみましょう。
adidas(アディダス)
SUPERSTAR(スーパースター)- adidas
HIPHOPアーティストRUN DMCが着用したことにより大ブームを巻き起こした名作シューズであるスーパースター。
ローカットですが、頑丈で若干重さがあるのが特徴。
PUMA(プーマ)
SUEDE(スウェード)- PUMA
B- boy、B-girlをはじめヒップホップダンサーやハウスダンサーにも愛用してる人が多いスウェード。
特徴はその名の通りスウェード生地が使われてることです。
世界で活躍するB- boy TAISUKEが愛用していることでも有名。
JADE(ジェイド)
ストリートダンサーのためのダンスシューズブランドであるジェイド。
ストリートダンサーの声を反映したシューズを製作、販売しています。
人気ダンスチーム「s**t kingz」や日本におけるKRUMPの先駆者「JUN aka Twiggz」ともコラボしています。
公式サイトJADE Online Shop
※注意点
あくまで定番
また上で紹介したのはあくまで定番のシューズであるというだけなので、もちろんこのシューズを履かなければいけないということではありません。
ぜひ自分でカッコいいと思うシューズを探してみてください。
実際に見て履いてみてから購入することをおすすめします
同じシューズでもバリエーションがいろいろあります。
例えば作られた年が違うと、見た目も、履き心地も、性能も違う場合があります。
基本的に、シューズを購入する時は、実際に店頭で見て、履いてから購入することをおすすめします。
シューズの値段
どれくらいの値段のものがいいんだろう?疑問に思う方もいるかもしれません。
私がこれまで履いてきたのはだいたい3000円~15000円くらいのものです。
ただ値段によって確かに性能は違いますが、安くても自分に合ったシューズもありました。
ダンスシューズはけっこう消耗が早いので、背伸びして高いものを買うよりは定期的に購入できる値段の範囲に収めたほうが財布的に優しいです。
ローカットとミッドカットとハイカットについて
くるぶしよりも下の長さの「ローカット」と、くるぶしが隠れるくらいの「ミッドカット」、くるぶし上までが隠れるくらいの「ハイカット」のシューズがあります。
ローカットは、比較的足首が動かしやすく、また軽いものが多いです。
ハイカットは、比較的足首が安定し、また重いものが多いです。
ミッドカットはその中間くらいです。
これは完全に好みなので、デザインも考えて選んでみましょう。
【追記】ダンスシューズを選ぶコツ
初心者の方がダンスシューズを選ぶ1つの方法として、自分が一番かっこいいって思う憧れのダンサーの格好を観察してマネすることをおすすめします!
①身近な先生や先輩に聞く
一つの方法として、先生や先輩の格好をまねするのはとても手っ取り早いです。
たぶんレッスンに行ってる人って、その先生がかっこいいと思ってる方から行ってるはずです。
また先輩の中にもかっこいいなって思う人がいるはずです。
そういう人のシューズをチェックしてみてください。
このメリットは直接聞けることですね。
特に先生に聞きに行っていいのか分からないという方も多くいるらしいのですが、レッスン終わりなど空いた時間にバンバン聞いていいです。
基本そこで嫌がる人はあまりいないはずなので、ちゃんと教えてくれると思いますよ。
②めちゃくちゃ活躍してる人を観察する(動画やネットから)
動画とかネットで好きなダンサーさんのシューズを確認して、それをマネをするのもアリでしょう。。
このメリットはダンス界で最先端でかっこいいと言われてるものを知れることですね。
ダンスの世界って良くも悪くも流行りが変わりやすいので、特に私のようなファッションセンスが乏しい方はよくよくチェックすることをおすすめします。
上記の2点において注意なのは、足の形に合う合わないがあるということです。
心配な方はやはりお店などで履いてみてから購入を決めましょう。
最後に
ダンスシューズ選びで悩んでる方、いかがだったでしょうか!?
個人的にはナイキのエアフォースワンやプーマのスウェードが無難かな、と。
(もちろん足の形に合えばですが、、)
ダンスシューズによってダンスの踊りやすさも変わってくるので、ぜひ足に合ったカッコいいものを選んでください。
ダンスもファッションも楽しんでください!
良いダンスライフをー!