ストリートダンス初心者がすべき7つの基礎練習

ストリートダンス初心者がすべき7つの基礎練習

「ストリートダンスの練習って何をしたらいいですか?」

これはよく聞かれる質問です。

 

基本的には、毎回自分で目標を決めて、自分ができるようになりたいことを練習すればいいと思います。

ただ初心者や独学で練習してる人は、何から練習すればいいか全くわからないって方も多いかもしれません。

 

今回はそんなストリートダンス初心者の方に向けて

ダンスを練習するならまずはこれやるといいんじゃない!?っていう7つの練習方法

をご紹介します。

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①リズム取り(ダウン・アップ)

 

リズム取りと言っても実はいろいろあるんですが、まずは基本のダウン・アップは覚えておきましょう。

基本はオンカウントでひざを曲げるのが「ダウン」、オンカウントでひざを伸ばすのが「アップ」ですね。

 

ダウン・アップにも人によっていろいろな教え方やスタイルがあるのですが、最初は難しく考えず上半身をリラックスさせて、音に合わせて練習しましょう。

コツは、ひざで音を取るというより、体幹で音をとって、その流れでひざを曲げるって感じかな。

 

参考動画を貼っておきます。

【RHYTHM TRAINING】 アップ&ダウン RISING Dance School UP&DOWN

 

慣れるまで何回も練習することをオススメします。

自分の好きな曲やいろんな曲をかけて練習するといいですよ。

私は慣れるまで1日1時間くらいやった時もあったかな。

 

またここでオンビートだけでなく、エンドカウントのタイミング(裏拍)でも取れるように練習してみてください。

具体的にいうと今までオンビートのタイミングでダウン・アップしてたのを、エンドカウントのタイミングでダウン・アップするということです。

 

最初はてこずるかもしれませんが、慣れれば必ずできるようになります。

コツはしっかり音楽を聴くこと、特にエンドカウントにあるハイハットの音をよく聞いてそれに合わせることです。

 

 

②アイソレーション

 

アイソレーション(アイソレ)とは、体の一部だけを動かすことです。

難しい言葉でいうと、「体幹分離運動」。

部分的にいうと首、胸、腰、肩などいろいろあります。

 

アイソレの目的は、動きの幅を広げる、つまり可動域を広げること。

 

参考動画を貼っておきます。

・首

基礎編③| 首のアイソレーション 【だいたい3分ダンシング】

 

・胸

基礎編④| 胸のアイソレーション 【だいたい3分ダンシング】

 

・腰

基礎編⑤| 腰のアイソレーション 【だいたい3分ダンシング】

 

・肩

基礎編⑥| 肩のアイソレーション 【だいたい3分ダンシング】

 

アイソレの練習のコツとしては、「可動域を広げる」ということを意識して行うことです。

だから慣れないうちは、早い音楽に合わせて行うというよりは、じっくり少しゆっくり目に行った方がいいです。

無理に音楽に合わせようとしなくてもいいかもですね。

 

あくまで目的は「可動域を広げる」ことや「部分部分をコントロールする」ことで、音楽にノルことではありません。

 

これは特に大人になってからダンスを始める人はしっかり行った方がいいかも。

体が固まってるような人が多くて、部分部分をコントロールするのが本当に苦手そうな人が多いから。

 

完璧でなくていいのでじっくり焦らず、5分とかでもいいので毎日やることをオススメします。

 

 

③「ノリ」の練習(インターロック、体幹部分でのリズム取り)

 

ストリートダンスは黒人発祥のダンスと言えます。

黒人のダンスの特徴は、その「ノリ」にあります。

 

なので「ノリ」の練習は必須です!

 

「黒人リズム感の秘密」という本の中で七類誠一郎氏が提唱しているもので言えば「インターロック」のことです。

アイソレーションは力を入れて可動域を広げる運動ですが、インターロックは体の力を抜くこと、つまり脱力状態で行うことが第一条件です。

 

これはいろいろなやり方があるのですが、簡単な言い方をすると、脱力して、音楽に合わせて、アイソレーションする(各部位を動かす)感じです。

そしてそれが一部分だけ動いてるというよりは、体の各部位が連動して動いてる感覚であり、体全体がノッてるという感覚です。

 

参考動画を貼っておきますが、これをより脱力して、体全体が連動してる感覚で行なってみましょう。

【RHYTHM TRAINING】 首のリズム RISING Dance School NECK w/フェアリーズ 萌々香

 

【RHYTHM TRAINING】 胸のリズム RISING Dance School CHEST w/フェアリーズ 萌々香

 

【RHYTHM TRAINING】 腰のリズム RISING Dance School WAIST w/ フェアリーズ 萌々香

 

いろいろな方向でできるといいですね。

 

これはアイソレのように可動域を広げることではなく、あくまでノりの練習だということを忘れないでください。

つまり、力を入れて無理やり行うのではなくて、音楽に合わせれリズミカルに行うイメージです。

 

また、「ノり」は各ダンスジャンルの動きとしてもよくあります。

例で言えば、ウォーターゲートとか前ノリとか。

 

こういう「ノり」の練習はストリートダンスにとって最も重要なものですのでしっかり練習しましょう。

 

 

④ステップや技を練習

 

レッスンで習った動きややってみたい動きを練習しましょう。

特にできない動きや、体にあまり入ってない動きはとことん練習です!

 

はじめから音楽に合わせて行うのは難しいかもしれないので、慣れないうちはまず動きをしっかり確認することから始めることをオススメします。

 

コツは、先生や憧れの人をイメージするといいでしょう。

例えば、同じ動きでもかっこいい人とかっこよくない人がいたりしますよね。

同じステップをしてても、手の使い方、腕の振り方、体幹の動かし方、リズムの取り方が違うとだいぶ異なった動きに見えるんです。

どこが違うのか細部まで間違い探しをしてみましょう。

 

また独学の人が動きを覚えたい時に参考するのにオススメなのがRISING Dance Schoolです。

参考:ストリートダンスを独学で学びたいなら「RISING Dance School」がおすすめ

 

 

どのジャンルやステップから始めればいい?

「絶対にこのジャンルやステップから始めるといいよ!」っていうものはありません。

やってみたいな、かっこいいなって感じたジャンルやステップから始めてください。

まずはとりあえず興味あったものを全部やってみるのもアリです。

 

ただ、全部を一気に練習するっていうのは難しいというか無理です。

全部「なあなあ」でやってしまうと結局何もできないんだと感じ、続けることができません。

逆に、1つができる様になると自信につながります。

全部に興味を示しつつも、その中で「これはできる様にしたい!」というものをピックアップして、1つ1つできるようにしていった方がいいです。

 

 

⑤音楽に合わせて踊ってみる

 

④で動きがだいたいできるようになったなって思ったら、音楽に合わせて踊ってみましょう。

遅いテンポの曲や早いテンポの曲、自分の好きな曲などいろいろな音楽で踊ってみてください。

 

少し難しいかもしれませんが、より耳をすませて、その音楽の「感じ」に合うように踊ってみましょう。

ゆったりな曲だったらゆったりな感じで踊ってみるといいし、激しめな曲だったら激しめに踊ったり、みたいにね。

 

そして曲はいろんな音で構成されています。

一つ一つの音に合わせて踊ってみるのも面白いかもしれません。

 

 

⑥ステップや技で遊んでみる・組み合わせてみる

 

一つのステップや技がある程度できたなって思ったら、そのステップで遊んでみるとおもしろいです

遊び方はいろいろありますが、例えば

・方向を変えてみる

・移動しながらやってみる

・動きを2回繰り返す

・幅を変えてみる

・少し適当にやってみる

とかとか。

 

あとは今まで覚えたものと組み合わせるのも楽しいです。

それで振りをつくってみたりね。

 

 

⑦音楽を聴く

 

これは日頃の練習方法ですが、練習の時だけでなく、生活の中で習慣的に音楽を聴くようにしてください。

耳を鍛えるということです。

 

ストリートダンスは、音楽ありきです。

音楽から受けるFeelingやMusicalityが最も大切です。

音楽に合わせて踊るようになるためにも、日頃から音楽を聴くようにしてください。

 

また、音楽を探すのもダンスの一つの楽しみですよ♫

 

 

ストリートダンス初心者が最初に目指すべきこと

 

ストリートダンスに足を踏み入れた最初に目指すべきゴールはどこなのでしょう?

これは人それぞれあると思います。

ショーをしたいとか、踊って自慢できるようになりたいとか、とりあえずなんとなく踊れればいいとか、、

 

もちろんどれも間違いではありません。

 

ただ私の意見を言わせていただくと、まず即興で踊れることを目指してみてはいかがでしょうか。

この即興のことをダンスの世界ではインプロビゼーションと言います。

(もしこのインプロビゼーションという言葉を今まで聞いたことがなかった人は絶対に覚えておいたほうがいいです。)

 

ストリートダンスのルーツはほとんどが、黒人の方々にあると思うのですが、その特徴として「ノリ」があることだと言えるでしょう。

音楽にノッて、自由にインプロビゼーションで踊れる力がある意味、ストリートダンスと呼べる一つの指標であり、そこに大きな価値があると私は考えます。

 

またインプロビゼーションを繰り返すことによって、音楽的な創造的な感性も磨かれていくでしょう。

ぜひインプロビゼーションにチャレンジしてみてください。

(ちなみにこの延長にあるのがダンスバトルかな。)

 

 

まとめ

 

ダンスの練習は何をしたらいい? 初心者がすべき7つのこと

  1. リズム取り(ダウン・アップ)
  2. アイソレーション
  3. 「ノリ」の練習(インターロック、体幹部分でのリズム取り)
  4. ステップや技を練習
  5. 音楽に合わせて踊ってみる
  6. ステップや技で遊んでみる・組み合わせてみる
  7. 音楽を聴く

 

そしてインプロビゼーション(即興)にチャレンジしてみよう!

 

 

やることがいっぱいで大変なような感じがしますが、できるだけコンスタントに短い時間でもいいのでコツコツとやってみてください。

また、全部しっかりやるのは厳しいと思うので、練習する前に何を重点的にやるかを決めておいた方がいいです。

 

最後に、ここに書いたことはあくまで私の意見ですので参考程度に考えてください。

良いダンスライフをー!

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