「ダンス・ダンス・ダンス」の名言
「ダンス・ダンス・ダンス」という村上春樹さんの長編小説があります。
「踊るんだよ」
「音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。おいらの言っていることはわかるかい?踊るんだ。踊り続けるんだ。何故踊るかなんて考えちゃいけない。意味なんてことは考えちゃいけない。意味なんてもともとないんだ。そんなこと考えだしたら足が停まる。一度足が停まったら、もうおいらには何ともしてあげられなくなってしまう。あんたの繋がりはもう何もなくなってしまう。永遠になくなってしまうんだよ。そうするとあんたはこっちの世界の中でしか生きていけなくなってしまう。どんどんこっちの世界に引き込まれてしまうんだ。だから足を停めちゃいけない。どれだけ馬鹿馬鹿しく思えても、そんなこと気にしちゃいけない。きちんとステップを踏んで踊り続けるんだよ。そして固まってしまったものを少しずつでもいいからほぐしていくんだよ。まだ手遅れになっていないものもあるはずだ。使えるものは全部使うんだよ。ベストを尽くすんだよ。怖がることは何もない。あんたはたしかに疲れている。疲れて、脅えている。誰にでもそういう時がある。何もかもが間違っているように感じられるんだ。だから足が停まってしまう」
「でも踊るしかないんだよ」
「それもとびっきり上手く踊るんだ。みんなが感心するくらいに。そうすればおいらもあんたのことを、手伝ってあげられるかもしれない。だから踊るんだよ。音楽の続く限り」
オドルンダヨ。オンガクノツヅクカギリ。引用:ダンス・ダンス・ダンス
これは村上春樹さんの『ダンス・ダンス・ダンス』の中に出てくる「羊男」キャラクター(?)のセリフです。
うむうむ。
人生はダンスだ。
まさにそう感じてしまう言葉ですね。
my Dance=自分の人生
時々ですが、踊ることが自分の糧であるという感覚じゃなくて、
生活・人生がダンスそのものなんだなーって感じるときがあります。
人生=ダンス
まさにそれをはっきり言ってくれてる言葉なので、上記の羊男のセリフはとても好きな言葉です。
my Dance=自分の人生
という意味を込めて、ブログの名前を『my Dance』にしました。
(思いついたきっかけはハウスダンス練習会『my Dance+』です、、)
これから少しずつですがこの「my Dance」でダンスのこととか、日々感じたこと、役に立つ情報などを書いていきます。
こんな初投稿ですがよろしくお願いしますーー!笑
「ダンス・ダンス・ダンス」のあらすじ
ちなみに上で紹介した「ダンス・ダンス・ダンス」ですが、、
この本はどのジャンルに入るんだろうなーー??
実は本の内容は、大分昔に読んだのであんまり覚えてないんですが、ダンスとあまり関係がないのは確かです。笑
一応以下があらすじです。
「僕」は3年半の間、フリーのライターとして「文化的雪かき」に従事していた。1983年3月のはじめ、函館の食べ物屋をカメラマンと二人で取材した。書き上げた原稿をカメラマンに託すと、「僕」は札幌行きの特急列車に乗る。「いるかホテル」に行ってキキと会うためだ。しかし「いるかホテル」(正式名はドルフィン・ホテル)は26階建ての巨大なビルディングに変貌していた。
「いるかホテル」の一室で羊男と再会し、札幌の映画館で中学校の同級生の出演する映画を見る。同級生の五反田君は生物の先生を演じていた。ベッドシーンで、カメラが回りこむようにして移動して女の顔を映し出すと、それはキキだった。
眼鏡のよく似合う女性従業員から、ホテルに取り残された13歳の少女を東京まで引率するよう頼まれる。少女の名はユキと)いった。
奇妙で複雑なダンス・ステップを踏みながら「僕」は暗く危険な運命の迷路をすり抜けていく。
引用:「ダンス・ダンス・ダンス」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)