ヒップホップダンス (HIP HOP DANCE) とは! 【徹底解説】

ヒップホップダンス (HIP HOP DANCE) とは! 【徹底解説】

ダンスと言えばヒップホップダンス!

そう言ってもくらい「ヒップホップダンス」という言葉はメジャーになっています。

 

では具体的にはどんなダンスなの?と質問されると、

私をはじめとして答えるのが難しい人も多いのではないでしょうか?。

 

ということで最近「ヒップホップダンス」について調べてみたので、この記事でまとめてみました。

 

(動画がいっぱいありますが全部みるとキリがないので、気になったものだけを見るのがオススメです)

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ヒップホップダンス (HIP HOP DANCE) とは

 

実は、定義をするのが最も難しいジャンルです。

時代によって様々なスタイルが存在します。

 

というのも、ヒップホップダンスは、広い意味でヒップホップミュージックにあわせて踊るダンス全般のことととらえられます。

よって音楽の変化の流れとともに多くのスタイルが生まれてきました。

 

 

ただあえてしっかり定義するならば、「HIP HOP」が指すダンスは

 

「BREAKING (ブレイキング) 」

と、

「Freestyle Hip Hop Dance (フリースタイルヒップホップダンス) 」

 

が基礎となったダンスのことです。

(Mr.Wiggles氏の「このシーンに於ける認識の欠落を補う10のコト」を参照。)

 

「Freestyle Hip Hop Dance」はもちろん単に「Hip Hop Dance」とも呼ばれますが、カルチャーの「HIP HOP」と区別するために、この記事では「Freestyle Hip Hop Dance」と表記させていただきます。

 

BREAKING (ブレイキング) の動画

Red Bull BC One All Stars vs Team Shmetta | TOP 8 | UK B-Boy Championships 2016

 

 

Freestyle Hip Hop Dance (フリースタイルヒップホップダンス) の動画

HURRICANES BATTLE-ISM 2013 TAIWAN | HENRY LINK (U.S.A) [HIP HOP JUDGE SOLO]

 

 

 

BREAKINGについて

 

そもそも「HIP HOP」というのはニューヨークのサウスブロンクスで生まれたカルチャーです。

 

※ニューヨークの地理図

①Manhattan (マンハッタン)
②Brooklyn (ブルックリン)
③Queens (クイーンズ)
④Bronx (ブロンクス)
⑤Staten Island (スタテンアイランド)

 

HIP HOPにおいて、

「BREAKING」

「MC(RAP) 」

「DJ」

「GRAFFITTI (グラフィティ)

そして「KNOWLEDGE (知識) 」

5大要素で、それらを全部引っ括めて「HIP HOP」といいます。

 

このことからまずHIP HOP のダンスとは、「BREAKING」のことを指します。

WILD STYLE【HIP HOPはここから始まった】

 

 

ただ、多くの日本人は、

「えーー、それってブレイクダンスっていうんじゃないの??」

って思うかもしれません。

 

岡村隆史みたいに頭や背中で回ったりする「BREAKING」は、「BREAKING」というジャンルのダンスでしょ!?
立ってステップするようななのが「ヒップホップダンス」じゃないの!?

と思う人が多いと思います。

 

ただ、間違いなく「BREAKING」は「HIP HOP」のダンスなので間違えないでください。

「ブレイクダンス」という言葉は、テレビなどのメディアがつけた名前であり、また「B-BOYING」という言葉も90年代に出来たニューワードなので正式名称ではありません。
70年代からこのダンスを指す言葉は「BREAKING」が正式名称です。

 

 

また「BREAKING」はダンスの分類上オールドスクールのダンスに分類されます(以下画像参照)。

 

ちなみに「BREAKING」の名前の由来は、レコードの演奏がリズム・セクションだけになる「Break (BreakBeats) 」という曲の中のパートの音で踊ることからです。

 

またB-boy、B-girl の「B」も「Break (BreakBeats) 」が由来となっています。

 

 

HIP HOP とBREAKINGの歴史

HIP HOPの歴史は1973年8月11日DJ Kool Herc (クール・ハーク) が1520 Sedgwick Aveという場所でプレイしたことから始まります。

これは妹のシンディが夏休み明けに着ていく洋服をマンハッタンで買う資金の調達のために開いたパーティーでした。

 

以下の画像はその時のフライヤーです。

 

それからHIPHOPカルチャーはどんどん育まれていくわけですが、ダンスに関していうと70年代にはまだこの「HIPHOP」という言葉自体があまり使われておらず、それぞれの地区でそれぞれ違ったダンスのスタイルが独自に始まっていました。

BRONXでのROCKING (ロッキング) というダンスに対して、BROOKLYNでは独自のBROOKLYN ROCK (ブルックリンロック) という踊りが存在しましたし、
当初BRONXでは既に「BREAKING (ブレイキング) 」と呼ばれていましたが、BROOKLYNでは似たような踊りでもFREAKSTYLE (フリークスタイル) という名前で呼ばれていました。

 

※「ROCKING」とは、BREAKINGの元となったダンスのこと。以下の動画で踊られてるようなダンスです。

Katsu and Babylon Rocking| Freestyle Session 2013

 

 

そういったものが全て合わさってHIPHOPカルチャーにおけるダンス「BREAKING」が形成されていきます。

 

そしてこれらは1980年代前半に映画『Wild Style (ワイルド・スタイル) 』『Flashdance (フラッシュダンス)』『BEAT STREET (ビート・ストリート) 』『Breakin’ (ブレイクダンス) 』『Breakin’2 Electric Boogaloo (ブレイクダンス2) 』らや映画出演者によるツアー等によって爆発的に知られるようになり、一大ブームを築きます。

 

 

日本へ

日本には1983年に、映画『Wild Style (ワイルド・スタイル) 』来日した「Rock steady crew (ロックステディクルー) 」によって紹介されました。

 

Rock steady crewとは

説明不要の伝説のHIP HOPチームが「ROCK STEADY CREW」。77年にブロンクスで最初に結成されたHIP HOPチームであり、ヒップホップ界に多大な影響を与えました。現在では、HIP HOPカルチャーを支える先端のカリスマとして、NYを本拠に全米を始め、世界各国に支部を持ちます。

Rock Steady Crew in Japan (mr.wiggles,ken swift ,crazy leg) Old skool

 

 

そしてTOKYO B BOYSのCRAZY-Aや日本のHIP HOP 第一号Horie Harucallowayらによって広まっていきます。

 

 

BREAKING冬の時代

しかし、1985年以降、BREAKINGのメディアへの露出が減少していきます。

『BREAKING冬の時代』が来てしまうのです。

 

その後「BREAKING」は復興を果たしていきますが、「BREAKING」の歴史の詳細についてはまた別で特集記事を書く予定です。

 

 

BREAKINGやまたその他のオールドスクールダンスといわれるPOPPING、LOCKINGという踊りは、ブームが去っていきます。

 

それから多くのダンサーたち、つまり元POPPERやB-BOY達の多くは、時代の流れを受けていろんなダンスの要素を取り入れた新しいスタイルのダンスを踊るようになっていきます。

それが今多くの人が「HIP HOP」のダンスと認識してる、「Freestyle Hip Hop Dance (フリースタイルヒップホップダンス) 」です。

 

 

 

Freestyle Hip Hop Danceについて

 

だいたい1984年、1985年ころから、ランニングマンとかロジャーラビットフィラなどのステップのダンスが踊られるようになります。

アメリカの東でも西でも、その他の地域でもいろんなステップが生まれてきていました。

これがFreestyle Hip Hop Danceの始まりです。

 

 

この「Freestyle Hip Hop Dance」というのは、”POPPING”や”BREAKING”等の踊りのエッセンスと、彼らにとって身近にあったダンスのエッセンスを混ぜて出来たものでした。

(身近にあったダンスとは、当時生まれたダンスやソウルトレインで踊られてきたダンス、アフリカンなどの昔からあった伝統的なダンスやその地域のダンスのこと。)

ソウルトレイン:1971年に放送を開始した黒人音楽専門番組。ダンスをカルチャーに押し上げ、黒人ファッションを全世界に広げたエポック的番組。ストリートダンスを世に知らしめるきっかけともなった。

 

 

始まりは上に書いた通りですが、「Freestyle Hip Hop Dance」の基礎は1980年代後半から1990年代前半にかけてBROOKLYN (ブルックリン) 出身のBuddha Stretch (ブッダ・ストレッチ) をはじめとしたMOPTOP(以下参照)らのメンバーなどがオリジネーター (創始者)となって確立されていきます

 

 

 

またFreestyle Hip Hop Danceはいわゆるのニュースクールのダンスに分類されます(以下画像参照)。

 

 

Freestyle Hip Hop Danceと呼ばれるようになった理由

ちなみに「Freestyle Hip Hop Dance」ダンスは、最初は「Freestyle」とだけ呼ばれていたそうです。

ですがMOPTOPら周辺のメンバーはこれを「 (Freestyle) Hip Hop Dance」と呼ぶようにしました。

 

理由は、「BREAKING」がBreaks (Breakbeats) で踊っていましだが、彼らは当時の「HIP HOP」の曲に合わせて踊っていたからです。

 

例えばB-FATの曲の中のWHOP (ワップ) を踊れ!って意味の”DO THE WHOP” (ドゥザワップ) がかかれば、「WHOP」を踊るのが当然であり、

DOUGE FRESH (ダギーフレッシュ) の”THE SHOW”がかかれば、「HAPPY FEET」をやる、

SUPER LOVER CEE (スーパーラバーシー) の”DO THE JAMES (ドゥザジェイムス)がかかれば、ジェームス・ブラウンの踊りをしていました。

 

基本的に当初は特定の踊りを踊るための曲があり、そういう曲がかかったら、そのダンス以外は踊りませんでした。

 

時代が流れるにつれて、いろんなステップをミックスしたり改良するようになりましたが、その曲と踊りを知っている人達だったら、自動的にその一つの踊りを踊るはずだよとオリジネーターのLinkは言っています。

 

 

Freestyle Hip Hop Danceが出来た歴史

以下は、Elite ForceのサイトにFreestyle Hip Hop Danceのオリジネーター集団Elite Force とFreestyle Hip Hop Danceの歴史についてBuddha Stretchが書いた文を日本語訳したものです。

ただ私はほとんど全く英語が出来ないので、単語をググりながら訳しました。

間違いなどありましたらご指摘のほどよろしくお願いいたします。

 

あと長いので、ぜひ興味ある方だけお読みになってください。

 

Elite Force Crew History

これは今日 (こんにち) “Freestyle Hip Hop Dance”と見なされているものの歴史であり、私が実践してきたものです。 (Buddha Stretch)

Freestlyle Hip Hop Danceは1984年の終わりらへんが発端です。

いくつかのコマーシャルやビデオ、そして”BREAKIN, BREAKIN2/ELECTRIC BOOGALOO,  BEATSTREET”のような映画がリリースされることによって、Funkスタイルのダンス (LockigやPopping) やB-boying(一般にブレイクダンスといわれるダンス)の世間への露出が絶頂に達した後、1984年の終わりまでにその文化は衰え始めました。

 

しかしながらニューヨークではこの期間の間、ROXYローラースケート場がB-boyingやFunkスタイルに希望をもたらしました。
ここは、私もよく行きましたし、私が今日 (こんにち) 知っているダンサーの多くと会った場所です。
その時にはPrepやFilaなどその他多くの違ったストリートダンスが踊られていました。
(FilaはブルックリンではRamboと呼ばれていました。なぜならヒップホップ好きな人達はその動きをする時”GO RAMBO”と大声をあげて使っていたからです。)

 

1985年の春、ROXYは閉店し、スタッフは31ストリート6番街にINFERNOのいうクラブに移ります。
その年にオリジナルのクラブLATIN QUARTERSは、金曜日にHIP HOPがかかるイベントを、土曜日にはフリースタイル (ラテンエレクトロニカ) がかかるイベントを始めました。
INFERNOも金曜日にHIP HOPがかかるイベントをしていましたが、のちにすぐに閉店してしまいました。

1985年は、LATIN QUARTERSでは土曜日を除いては、もはやヒップホップ好きな人たちはB-boyingやPoppinをしていないと私が気付いた年でした。
金曜日においては前述したダンスはRockin (アップロック) のみしか踊られていませんでした。

これは1986年まで続きます、、

 

私はハーレムのローラースケート場の屋上に行き始めました。
そこはかつての良いB-boyingやPoppinのクルーの形成を私が初めて見た場所でした。
この時、多くのダンサーたちはジェームズブラウンのような普通のストリートダンスを組み合わせ始めました。

 

その年の終わりごろUNION SQUAREと呼ばれるクラブが14ストリートにオープンしました。
そこは今日 (こんにち) 私たちが知ってるFreestyle Hip Hopが集結したクラブです。

私の友達のTronは、ある夜にパフォーマンスするために何人かのB-boyやポッパーを一緒にショーを組み立てました。
そのパフォーマンスの夜、クラブの騒々しかったり乱暴だったりする群衆に何人かのダンサーは威圧されました。
すると威圧された彼らはショーをしないことに決めたのです。
なのでTronは私の友達であるピーターポールとデニーロをステージに呼びました。
彼らは最高のパフォーマンスをしました。

次の日、Tronは私を呼び (私が来なかったことが不思議に思ったみたいで) 、私にもやるように言いました。
パフォーマンスは成功しているようで、彼らは (私を通して注目して) 毎週パフォーマンスするために”私たち” (MOP TOP周辺のこと?) を欲しました。
そういうことがあるにも関わらず、私たちは1986年の9月から1987年の1月までBDPやHEAVY D , Salt N Pepa, JAZZY JEFF and WILL SMITHのように毎週ショーを広げていきました。

 

クラブや私たちのクルー、初期のころのDJ’s RED ALERT (その後は CLARK KENT) をプロモーションした、今は亡きMICHELE ANN TRAVISの助けを借りて、私はコレオグラファーとみなされるようになりました。

これが、私が知っていたり私たちのダンスのルーティーンから学んだばかりのすべてのダンスを組み込んだFreestyle Hip Hop Danceの始まりの場所でした。

 

1987年の夏には、伝説的グループWHODINIのダンスをしました。
その年の後半には多くのダンサーがScoob やScrap with Big Daddy KANEや私の友達のTrini with SALT & PEPAのようなラップアクトに加わりました。

 

しかしいろいろ創ったことが称賛されることはありませんでした。
ポピュラーなこのダンスのスタイルをつくったことやその最初のコレオグラファーであった名誉のこともまったくです。

MOPTOPやElite Forceが出来るまではね。

私たちは1991年に共同で正式にMOPTOPをつくりました。
Elite Forceは1992年になるまで正式なクルーは集まりませんでした。
オリジナルMOP TOPのクルーは LINK (リンク) 、Caleaf (カリーフ) 、Ejoe (イージョー) 、そして私 (ブッダ・ストレッチ) です。
拡張した際に加入したメンバーはPeter Paul (ピーターポール) 、Ramier、 Tone、 Casper (キャスパー) 、 Ade、 そして Loose Joint (ルース・ジョイント) でした。
Marquest (マークエスト) 、Rubberband (ラバーバンド。エクステとかのゴムのことじゃありませんよ)、Peekaboo (ピーカーブー) 、Kito (キート) 、そしてPrancer (プランサー) はMystidious Misfitss (ミスティディアス・ミスフィッツ) と呼ばれるグループでした。

 

Elite Forceはマイケル・ジャクソンの”REMEMBER THE TIME”というビデオのシリーズで名付けられたグループ名です。
Linkはそのビデオの際前の列ではありませんでした。
なので彼は一生懸命そのルーティンを練習して、精鋭 (エリート) の地位につきました。
だからその名前(Elite Force)は何物にも見なされない「フォース」になりたかったから名付けられた名前なんです。

Michael Jackson – Remember The Time (Official Video)

 

Elite Forceのダンサーは途切れることなく集合しました。
なぜなら一緒に踊っていたし、同じことに関心があったし、同じバックグラウンドを持っていたからです。
私たちは成功するための重要な要因になる才能、相性、プロの技術というすばらしい力を私たちのクルーの中に持っています。

引用:Elite Force Crew:Elite Force Crew History

 

 

世界へ

このFreestlyle Hip Hop Danceが広まったと大きな理由として挙げられるのが、1992年に制作された2つのフィルムです。

 

一つはMOPTOPがダンサーとして出演したLalah HathawayのBaby Don’t Cry

"Baby Don't Cry" by Lalah Hathaway featuring Mop Top Crew

 

それまでニュージャックスイングの影響もありLAを意識していた日本人のダンサーが、この動画の登場で注目がNYへとシフトしたと言われています。

 

 

そしてもう一つがあの「Wreckin’ Shop Live from Brooklyn」通称「ALIVE TV (アライブTV) です。

Wreckin' Shop Live From Brooklyn (Alive TV) アライブTV 日本語字幕

 

この番組は、当時のニューヨークのダンサーにスポットを当て、ダンス、音楽、ファッション、ヒップホップなライフスタイルを紹介したものです。

ホストを務めるRubberbandzを始めとするmisfits (ミスフィッツ) 一派、そしてBuddah Stretch (ブッダストレッチ) をはじめとするオリジナルElite Force (エリートフォース) が登場しました。

日本をはじめ、フランスなど全世界に多大な影響を与えました。

ニュースクールの一つの土台がココにあると言っても過言ではないでしょう。

この動画は絶対に見たほうが良いです!!!

 

 

オリジネーター (創始者) について

ここで先ほどから何度か出てるFreestyle Hip Hop Danceのオリジネーターについて説明します。

 

MOPTOP

ALIVE TV (アライブTV) をはじめ、Freestlyle Hip Hop Dance、HIP HOPカルチャーを広め続けているニュースクールダンスのオリジネーター集団。

 

世界に1989年にBuddha Stretch (ブッダ・ストレッチ) が、LINK (リンク) とCaleaf (カリーフ) により開始し、その後Ejoeが加わり、Stretch、LINK、Caleaf、Ejoeの4人で1991年よりクルーとして活動を始めます。

またその後、Loose Joint (ルース・ジョイント) や”Which Way” Sha、Ramier (Caleafの兄弟) 、Peter Paul、Flex、Voodoo Rayなどなど一緒に活動したり、仕事をしていた者たちも加わります。

Buddha Stretchいわく、当時一緒にクラブで踊ったり、ビデオに出たり、行動や仕事を共にした者たち全員がMOPTOP Crew / MOPTOP Cliqueという一つの集団として知られるようになっていったそうです。

 

また派生の集団として、ZhiggeやMYSTIDIOUS MISFITSSなどのクルーがあります。

 

ちなみにMOPTOPという言葉は、MOTIVATED ON PRECISION TOWARD OUTSTANDING PERFOMANCE(日本語訳で「傑出したパフォーマンスのための正確さを心がけた」かな?)の意で、Buddha Stretchが彼の父親の言葉に影響受けてつけた名前です。

 

Elite Force

世界を代表するHIPHOPチーム。

今クルーとして活動しているメンバーは、Buddha Stretch、Henry Link、Brooklyn Terry、Bobby Mileage、Twelve Ejoe、Loose Jointの6人です。

1992年にMICHAEL JACKSONのミュージックビデオ“REMEMBER THE TIME”の撮影のために結成されました。

他にもMariah Carey,やWill Smith, TLCなどのような大勢のアーティストの背景やパフォーマンスを作りました。

また「TEN THIEVES」という別名義で曲も出してます。

Ten Thieves – It Don't Matter

 

Mystidious Misfitss

このチームもALIVE TV (アライブTV) に出演し、世界中のダンサーを虜にしました。

MARQUESTがMariah Careyのすすめで結成した伝説にHIP HOPチームであり、ラップグループである「Mystidious Misfitss」

メンバーはMarquest (マークエスト) 、Rubberband (ラバーバンド。エクステとかのゴムのことじゃありませんよ)、Peekaboo (ピーカーブー) 、Kito (キート) 、そしてPrancer (プランサー)です。

Mystidious Misfitss – Upside Down (Word Is Born) | Official Video

 

 

服装

ヒップホップといえば服装にとても特徴があります。

今のヒップホップダンサーもこの頃のオリジネーターたちの服装を参考にしてる人が多い気がします。

 

イーストコースト(アメリカ東海岸)では

1980年代からPOLO (ポロ) や GUESS (ゲス) などのブランドが流行っていたそうです。

POLOは今もみんな結構着てますよね。

 

90年代は、Timberland (ティンバーランド)TOMMY HILFIGER (トミーヒルフィガー)が爆発的に流行。

Das EFX (ダス・エフェックス) のようなドレッドヘア

フード付きのスウェットに帽子をかぶるというスタイル

バックパックにジーンズを履いてジャケットやベストを着るスタイルなども流行りました。

NORTH FACEのようなスキーウェアを来ていた人も多かったそうです。

他には、CROSS COLORS (クロスカラーズ) 、KARL KANI (カールカナイ) 、CARHARTT (カーハート) 、HELLY HANSEN (ヘリーハンセン) などのブランドも人気がありました。

 

ウェストコースト(アメリカ西海岸)はまた別で、カーキのパンツやコンバースのスニーカーを履くスタイルなどが人気がありました。

 

 

日本のニュースクールヒップホップダンスの歴史

1989年頃、日本にはニュースクールの新しい波が、まずはニュージャックスイングミュージック(以下詳細)の流行とともにやってきました。

ニュージャックスイングのアーティスト、ボビーブラウン、BBD、ガイといったアーティストの新たな音楽が流行し、そのビデオで出てくる今まで見てきたブレイクダンスとは違った新しいステップ系の踊りが日本の若者のハートをつかみました。

当時、TRFのSAMやCHIHARUがレギュラーダンサーとして出演していた「ダンスダンスダンス」 (フジTV) や、EXILEの元リーダーHIROが所属していたZoo (Taco、Naoya、Mark、Satsuki、ルーク、Hiro、Cap、HIsami、Sae) を生み出したテレビ番組「DA DA LMD」(TV朝日)などが始まり、そのムーブメントは流行に敏感な若者達の間に広がっていきます。

club dada in 1991 — one to grow on

 

 

また何と言ってもブレイクダンス以降の第二次ダンスブームを呼び起こしたのは、テレビ番組「たけしの元気出るテレビ」のコーナー、ダンス甲子園です。

このダンス甲子園は全国ネットで日曜日の8時という時間帯であり、そしてもともと「たけしの元気がでるテレビ」が人気番組であったことから、高校生を中心にダンスが爆発的なブームとなりました。
番組公開イベントを江ノ島で行った際には、2万人以上が詰めかけるという事態になったほどです。

 

そして上述しているように1992年に「ALIVE TV」が放映され、そして1994年の「JAPAN DANCE DELIGHT Vol.1」のジャッジとして初来日したElite Forceのパフォーマンスで、一気にFreestyle Hip Hop Danceが広がります。

ef

 

 

それからZOOやBOBBYなどシーンのカリスマ的存在の大きな影響により、90年代後半からはBABY NAIL (RYUZY、MATSU、MAKI-D、USA) 、MO’PARADISE (SHINYA、STEZO、TAKUYA、U-GE、CHU、HIGUCHI) 等のレジェンドチームが誕生しました。

Baby nail '97

 

 

多様化

音楽の流行とともにショウビズの世界からアンダーグラウンドまで、様々な流行りが生まれてきました。

 

代表的な流行りをいくつか紹介すると、ニューヨークハーレムのクルーHarlem Shakers (ハーレムシェイカーズ)が流行させたSHAKE (シェイク)。

The Real Harlem Shake (Original) | Harlem Shake Dance | Original Harlem Shake | Do The Harlem Shake

 

ロサンゼルス サウスセントラル発、Tommy The Clown (トミー ザ クラウン) によって広められたKROWN(クラウン)、その教え子Tight Eyes (タイト アイズ) らによって広められたKRUMP (クランプ)。

 

 

このように常に新しい流行りを取り入れて、形を変化させています。

元々音楽の流行と共に変化をみせていくダンスなだけに、HIPHOPダンスの中でも様々なスタイルにわかれていったようです。

 

またより日本では細かくカテゴライズすることがあり、ヒップホップダンスの中でもミドルスクールJAZZ HIPHOPGIRLS HIPHOP(これらは日本の女性ダンサーが大変に貢献)などのようなジャンルの分け方もあります。
(※しかしこのカテゴライズの仕方に問題があるのではという声もあります。Mr.Wiggles氏の「このシーンに於ける認識の欠落を補う10のコト」を参照。)

 

 

基礎ステップ

ダウン

【HIPHOP】ダウン RISING Dance School ライジングダンス ヒップホップ Down

アップ

【HIPHOP】アップ RISING Dance School ライジングダンス ヒップホップ UP

クラブ (ステップ)

【HIPHOP】 クラブ(ステップ)RISING Dance School Crab Step ヒップホップ

 

ランニングマン

【HIPHOP】 ランニングマン RISING Dance School ライジングダンス RUNNING MAN

 

他にもいっぱいステップが紹介されているので、RISING Dance School(ライジングダンススクール)をチェックしてみてください。

 

 

New jack swing(ニュージャックスイング)

 

ヒップホップダンスとは「BREAKING」と「Free Style Hip Hop」であると説明してきましたが、ここでもう一つ日本では「ヒップホップダンス」として知られるダンスを説明します。

それは上でも少し触れましたが、New jack swing (ニュージャックスイング、NJS) です。

 

New jack swingとは

New jack swingは1980年後半頃から発生・流行した音楽のジャンルで、Bobby Brown「Every Little Step」などに代表される、BPM (演奏のテンポを示す単位。ビート・パー・ミニット) の少し早い弾んだビートが特徴の音楽です。

音楽で言えば、ヒップホップ + R&B ÷ 2 くらいの曲です。

この「Every Little Step」のミュージッククリップの中で踊られたダンスが大流行しました。ニュージャックスイングは音楽のジャンルではありますが、このミュージッククリップの中で踊られていた様なダンスをニュージャックスイングと呼ぶ事も有ります。

Bobby Brown – Every Little Step (Official Video)

 

日本だと、オールドスクール(BREAKINGなど)とニュースクール (Freestyle Hip Hop Danceなど) の間の時代に出てきたダンスなのでミドルスクールのダンスの1つだといわれます。

※なお「ミドルスクール」は日本独自の分け方です。
ミドルスクールをオールドスクールとニュースクールのどちらとするかには、1985年頃のニュージャックスウィングの日本伝来を境としてニュー・スクールに編入する説と、1992年の「アライブTV」こと、”Wreckin’ Shop Live from Brooklyn”の日本伝来を境としてオールドスクールに編入する説の両方があります。

 

ダンス甲子園でもL.L BROTHERSがNew jack swingを踊り人気を博しました。

LL BROTHERS in 1990

 

 

New jack swingは、ヒップホップダンスの一種としてとらえらることが多いです。

ただ厳密にいえばヒップホップダンスではないとされるので、New jack swingを1つのジャンルとしてとらえることも少なくないと思います。

 

Freestyle Hip Hop Danceができたのと同じくらいの時期には広まっていたこのダンス。
ダンスのステップは「Freestyle Hip Hop Dance」と同じなのかもしれませんが、音楽やカルチャー (服装とか) 、そしてノリは全く違いますよね。
おそらくは生まれた地域性の違いなのかなって思います。

というのもニュージャックスイングはロサンゼルスが主流でした。

ニュージャックスイングのダンス歴史などは今調べている最中なので、分かり次第追記したいと思います。

MIDDLE FILTER+SPACE TRAVELLERS ROCKIT 09/11/20

 

 

近年のヒップホップダンス

 

近年においては、ほとんどの場合「BRAKING」と「Freestyle Hip Hop Dance」 (一般的に私たちが言っているヒップホップダンス) はバトルやコンテストなどでも、完全に別ジャンルとされています。

これについて、Mr.Wiggles氏が言及しており、「このシーンに於ける認識の欠落を補う10のコト」でも触れています。

 

近年のBREAKINGについて

BRAKINGに関してはまた別途に記事を書く予定です。

 

近年の Freestyle Hip Hop Danceについて

近年の日本のストリートダンスに、ヨーロッパのストリートダンスの存在も大きく、特に Freestyle Hip Hop Danceは大きく影響されています。

ヨーロッパのストリートダンスは、ドイツのFUNKIN’ STYLE、フランスのJUSTE DEBOUTといったイベントなどから、それまで見ていたアメリカのストリートダンスや、日本のストリートダンスとは少し違った進化を遂げていたスタイルであることが分かります。

日本人ダンサーに影響を与えた大きな要因として動画サイトの普及などがあげられるでしょう。

Majid vs. Batalla | HIPHOP 1on1 Final | Funkin Styles 2011 | YAK FILMS

 

 

またショーケースがメインであった Freestyle Hip Hop Danceシーンも現在では、バトルが盛んになり、日本でもDANCE@LIVEをはじめとしたダンスバトルに多くのダンサーが挑戦するようになりました。

YASS(B.B.B.) vs oSaam(sucreamgoodman) DANCE@LIVE JAPAN FINAL 2014 HIPHOP【SEMIFINAL】

 

 

年々ハイレベルになっていく Freestyle Hip Hop Danceのバトルシーンではありますが、世界のバトルシーンで代表的なJUSTE DEBOUTのHIPHOP SIDEでは、2009年のMAiKA&KAZANE、2012年RUSHBALLの準優勝、そしてなんと2016年にはそのRUSHBALLが優勝を果たしました。

Hip Hop Final | Juste Debout 2016 World Final in Paris

 

 

ヨーロッパをはじめとした海外の大会に挑戦するヒップホップダンサーが増えはじめ、今後さらなる発展と進化が期待されます。

 

 

一方、ショーケースのコンテストでは、米コンテストBODY ROCKでs**t kingzが過去に二年連続優勝、今年はRIE率いるチームが準優勝と海外でも成績を残し、話題を呼んでいます。

s**t kingz @ Body Rock 2011 [HD] (thatsfresh.com)

 

 

ヒップホップダンスのオススメ動画

 

BREAKINGの動画

BRAKINGに関してはまた別途に記事を書く予定です。

 

Freestyle Hip Hop Danceのオススメ動画

MYSTIDIOUS MISFITSS

Misfitss (Live At Brooklyn)

 

 

HENRY LINK

HENRY LINK SHOWCASE COMPILATION

 

 

Meech

Juste Debout Japon Judge Meech Solo 2011. 1.11

 

 

Niako

Streetstar 2012 Niako Hip Hop Judge Showcase

 

 

JIMMY YUDAT

Battle 4 Hiphop 2016 Hip hop Judge Solo: Jimmy

 

 

Martha&Niki

Martha & Niki – Official Trailer

 

 

Electric Trouble

DANCE@LIVE 2011 Electric Trouble

 

 

D’OAM

12 Guestshow【D'OAM】| 20140907 Urban Rhythm "The last day of summer”

 

 

L.O.F.D

L.O.F.D【2014.5.30 THE ABSOLUTE 5 @CLUB CITTA'】

 

 

HEX BEX+sucreamgoodman

HEX BEX+sucreamgoodman – "PROPS" danceshowcase

 

 

Beat Buddy Boi

Beat Buddy Boi 『B-BOIスクランブル』(full ver.)

 

 

天然+masato+RISA+ERI+KAEDE+天授+MIZUKI+Sumie+TETSU+show+HALUNA+KYO-KA+SHO-HEY

天然+masato+RISA+ERI+KAEDE+天授+MIZUKI+Sumie+TETSU+show+HALUNA+KYO-KA+SHO-HEY / THE ABSOLUTE vol.6

 

 

Mr.Wiggles氏の「このシーンに於ける認識の欠落を補う10のコト」

”ROCK STEADY CREW” “ELECTRIC BOOGALOOS” “ZULU NATION” “TC5” という4つの偉大なグループのメンバーとして活動しており、BREAKING, GRAFFITTI, MC, DJと、HIP HOPカルチャー全てをライフスタイルとして体現している生粋のHIP HOPマスターであるMr. Wiggles

Hip Hop Legend Mr. Wiggles in France!

 

下記は、彼が「このシーンに於ける認識の欠落を補う10のコト」という内容でFacebookにアップしてしたことです。

今のヒップホップカルチャーにおいて注意するべきことを書いてくれています。
ぜひ参考にしてください。

1 – Always include BBOYS/BGIRLS in HIP HOP CAMPS and FESTIVALS (and not just for Top Rock)

ダンススタジオやダンスキャンプやフェスティバル等、「HIP HOP」というワードが使われている場所やイベントにBBOY, BGIRLが含まれるべきだ、って事さ。BBOY, BGIRLがいる場所こそ「HIP HOP」だからね。

 

2 – Promote the BREAKING Category as BREAKING (Hip Hop) in all International Battles. So that Kids won’t grow up thinking Breaking is not HIP HOP.

カテゴリー分けをする時に「BREAKING」と「HIP HOP」という風にしてしまっているけど、それではまるで「BREAKING」が「HIP HOP」ではない、と言っているようなものだよね。「BREAKING」は「HIP HOP」なんだ。だから厳密に「HIP HOP」というダンスのカテゴライズをするなら「HIP HOP (BREAKING)」「HIP HOP (FREESTYLE)」とするべきだと思うんだ。プロモーターの方々には理解して欲しいと思うよ。

 

3 – Stop Sayng BBOYING as a Battle Catagory. Unless it is a strictly a category for BOYS (which I think is absurd as it is)

「BREAKING」というジャンルの名称を「BBOYING」と言っている人がいるが、この場合じゃあBGIRLはどうなるんだって事になるよね?そもそも「BBOYING」という言葉は90年代に出来たニューワードであって、70年代からこのダンスを指す言葉は「BREAKING」なんだ。

 

4 – TOP ROCK is NOT a dance style, IT IS BREAKING!!!!

TOP ROCKは一つの独立したダンススタイルではないんだ。TOP ROCKというものはBREAKINGの一部にすぎない。「自分はTOP ROCKはやるけどBREAKINGはしない」というのはおかしな話で、TOP ROCKをするのであれば、BREAKINGの他の要素であるフットワーク等のその他のBREAKINGの要素もできるとベストだね。

 

5 – again THERE IS NO SUCH THING AS A F&CKIN TOP ROCKER! (a so called)Top Rocker is a BBOY/BGIRL!

最近、フロアーには入らず(出来ず)TOP ROCKだけやってる人を「TOP ROCKER」と呼んでいるのを耳にするけど、そんなの無いからね。TOP ROCKERというのはBBOYやBGIRLのことさ。バトルなんかで「TOP ROCK BATTLE」や「FOOTWORK BATTLE」「POWER MOVE BATTLE」等といったものが存在するけど、それはその一つ一つが単独のカテゴリーという訳ではなく、BREAKINGの1要素のレベルを上げていく為に存在するものなんだ。それしか出来ない人の為のものではないんだ。

 

6 – HIP HOP (freestyle) BATTLES Should allow BREAKING so long as they also know foundations of HIP HOP PARTY DANCES of the 80’s.

HIP HOPバトルにBREAKINGで出たら「なんで?」みたいな感じになるのはおかしいと思うんだ。「HIP HOP」が指すダンスは「BREAKING」と80年代のHIP HOP PARTY DANCEを基礎にしたダンスの事なのに。

 

7 – STOP Allowing FULL POPPING in HIP HOP BATTLES if your not gonna let BBOYS/BGIRLS enter with full on Breaking.

HIP HOPバトルに完全にポップのスキルでエントリーしてそれで勝っていってるという現状を見る訳だけど違和感を覚えるね。ポップをやるならポップバトルに出るべきでHIP HOPバトルで混同して評価されるべきではないよ。

 

8 – Remember HIP HOP MUSIC is BREAK BEATS, RAP (and also Electro Funk) Not just RAP.

HIP HOP MUSICってのは3つ存在する。一つは「BREAK BEATS」。ブレイキングではお馴染みだけど、ブレイクを使ってカットしたりスクラッチしたりして出来る音楽。二つ目は「RAPミュージック」、そして三つ目は「エレクトロ・ファンク」さ。ヒップホップミュージックはRAPミュージックだけではないんだ。

 

9 – Include BREAKING in all HIP HOP CHOREO (and I mean actual Breaking on the FLOOR not just Threads, Tricks, Flips and Caperia poses)

最近良く見る「HIP HOP CHOREO」って言われているものは俺からしたら「STREET JAZZ」と言われているようなものが多いね。HIP HOPの振付と言っているのに「JAZZ」や「WAACK」や「VOGUE」のテクニックが混ざっているという事と、「HIP HOP CHOREO」って言っているのにそこにBREAKINGが全く入っていないのが気になるね。BREAKINGって大技ばかりでもないし、自分達に出来る範囲でBREAKINGも振付の中でレペゼンして欲しいね。ダンスで言う「HIP HOP」というのはBREAKINGと86、87年くらいに確立されたMOP TOPによる「HIP HOP FREESTYLE」を指すものだから、その中のファンデーションで振付すべきだと思うね。

 

10 – TEACH the History of HIP HOP Culture/Dance in all Classes. Knowledge is the 5th Element. So Teachers should always end the class with knowledge of the Culture of Hip Hop. And that includes all the basic dances of HIP HOP.
blessings…

HIP HOPは俺のホームタウンである「BRONX」が起源なんだ。今の若者の中には「HIP HOP」はRAPミュージックだ、とか、ダンスのジャンルだ、という風に認識している人も多いけど、「HIP HOP」というのは「BRONX」で育まれたカルチャーなんだ。「BREAKING」「MC(RAP)」「DJ」「GRAFFITTI」そして「KNOWLEDGE(知識)」という5要素によるカルチャーさ。この知識というのは単なる知識ではなく、この文化を通してどれだけの人の気持ちや人生を救えるかという事も含め、相手を知る、自分を知る、相手をリスペクトする、自分をリスペクトしてもらう、という事なんだ。それらを全部引っ括めて「HIP HOP」なんだ。多くの「HIP HOP」のインストラクターはダンスのテクニックしか教えていない訳だけど、ちゃんとカルチャーについてや、時代がどう流れて今に至ったのか、とかも教えられないといけないんだ。ダンスのレッスンを受けているキッズ達がギャングみたいな格好をして、ギャングみたいな身振り手振りを、何も意味を分からずにしているというこの現状はよくないよね。「先生」という立場にある人は、そういう事も含めて教えていかないと本物のHIP HOPというものからは離れていってしまうと思うね。

引用:DANCE DELIGHT:SPECIAL INTERVIEW “Mr.Wiggles”

 

 

最後に

 

かなり長くなってしまいました、正直書きたい事まだまだあります!

あとヒップホップダンスをしてる人からすれば、「ここは違うでしょ!」とか「もっと良い動画あるでしょっ!」などいっぱい意見があると思います!

その時はぜひ教えていただけると助かります。。

よろしくお願いいたします。

 

オススメは「ALIVE TV」です!

見たことがない方はぜひ1度見てみてください!!

 

今回調べてみて、もっといっぱい学んで、もっと練習して、もっと上手くなりたいなっておもいました!

よっしゃ、踊るぞーー!

Feeling & Dance!!!

 

 

参考文献

HIPHOP(ヒップホップ) – ダンス情報サイト「Dews (デュース)」

DANCE DELIGHT:SPECIAL INTERVIEW “Mr.Wiggles”

Elite Force Crew:Elite Force Crew History

DANCE MONSTER HIP HOP & HOUSE N.Y Edit.1 [DVD]

NEW SCHOOL DICTIONARY [DVD]

ストリートダンス – Wikipedia


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